世田谷区ジョギングコースの決定版!四季折々の景色を楽しむおすすめルート

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東京都23区内でも屈指の自然の多さを誇る世田谷区。緑豊かな公園、せせらぎの心地よい緑道、歴史ある街並みなど、ジョギングを楽しむには最高の環境が整っています。平坦なコースから起伏に富んだコースまで、初心者からベテランランナーまで、それぞれのレベルや目的に合わせたコース選びができるのも世田谷区の魅力です。

都会の喧騒を忘れさせてくれる等々力渓谷、四季折々の風景が楽しめる多摩川沿いのコース、ランニングの聖地として知られる駒沢オリンピック公園など、バラエティ豊かなコースが点在しています。また、北沢川や烏山川といった緑道沿いのコースは、夏でも木陰が多く涼しく走れるため、季節を問わず快適にジョギングを楽しむことができます。

さらに、世田谷区内には随所にカフェやベーカリーなどの休憩スポットがあり、ランニング後の一息つきどころとしても最適。そんな魅力あふれる世田谷区のジョギングコースについて、初心者向けから上級者向けまで、様々な視点から詳しくご紹介します。これから世田谷区でジョギングを始めたい方も、新たなコースを開拓したいベテランランナーも、ぜひ参考にしてみてください。

目次

世田谷区で初心者におすすめのジョギングコースはどこですか?

初めてジョギングに挑戦する方や、久しぶりに走る方にとって、最初のコース選びは非常に重要です。距離が長すぎず、アクセスが良く、安全に走れるコースが理想的です。世田谷区には、そんな初心者に優しいコースがいくつもあります。

1. 世田谷公園ジョギングコース(約1.1km周回)

世田谷公園内に整備された約1.1kmの周回コースは、初心者にぴったりの距離です。最大の特徴は100mごとに距離表示があることで、自分のペース配分を学ぶのに最適です。園内は平坦で走りやすく、緑も多いため気持ちよく走ることができます。

  • 特徴: 距離表示が100mごとにあり、ペース管理しやすい
  • アクセス: 東急世田谷線「上町駅」徒歩3分、または「世田谷駅」徒歩3分
  • 施設: トイレ、水飲み場、ベンチなど完備
  • 注意点: 休日は家族連れが多いので、混雑時は譲り合いながら走りましょう

2. 二子玉川公園〜多摩川河川敷コース(往復約5km)

二子玉川駅から近い二子玉川公園をスタート地点に、多摩川河川敷を走るコースです。平坦で広々としているため、初心者でも気持ちよく走れます。距離も自分の体力に合わせて調整できるのが魅力です。

  • 特徴: 開放的な景色で気分転換になる、距離を自由に調整可能
  • アクセス: 東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」徒歩5分
  • おすすめ時間帯: 朝の日の出時や夕方の夕日が美しい
  • 注意点: 風が強い日もあるので、防寒対策をしっかりと

3. 砧公園周回コース(約1.7km)

世田谷区内でも人気の高い砧公園には、約1.7kmの周回コースがあります。元々はサイクリング専用の道だったため、舗装状態も良く、初心者でも走りやすいのが特徴です。

  • 特徴: 木陰が多く夏でも快適、距離が程よい
  • アクセス: 東急田園都市線「用賀駅」徒歩10分
  • 施設: トイレ、コインロッカー、売店あり
  • 楽しみ方: 世田谷美術館を訪れてから走るなど、文化と運動を同時に楽しめる

4. 呑川緑道コース(片道約2.5km)

駒沢大学駅付近の国道246号から始まる呑川緑道は、初心者でも安心して走れる緑豊かなコースです。川沿いのため、基本的に平坦で走りやすく、距離も自分のペースで調整可能です。

  • 特徴: 緑が多く、川のせせらぎを聞きながら走れる
  • アクセス: 東急田園都市線「駒沢大学駅」徒歩5分
  • 見どころ: 季節によって異なる花や植物を楽しめる
  • 注意点: 一部道幅が狭い箇所があるので周囲に注意

5. 駒沢オリンピック公園ジョギングコース(周回約2.1km)

1964年の東京オリンピックの競技会場として使用された駒沢オリンピック公園には、標準的な周回コースがあります。距離表示もあり、多くのランナーが利用する聖地のような場所です。

  • 特徴: 本格的なランニングを始めたい人に最適な環境
  • アクセス: 東急田園都市線「駒沢大学駅」徒歩5分
  • 施設: ランニングステーション、シャワー、トイレなど充実
  • 雰囲気: 様々なレベルのランナーがいるので、モチベーションが上がる

初心者の方は、まず短い距離から始めて、徐々に距離を伸ばしていくことをおすすめします。これらのコースはいずれも駅からのアクセスが良く、施設も整っているため、安心して走り始めることができます。ジョギングを続けるコツは、無理せず楽しく続けることです。美しい景色や季節の変化を楽しみながら、ぜひ世田谷区のジョギングコースを満喫してください。

世田谷区の緑道を活用したジョギングコースの特徴と魅力は?

世田谷区の大きな魅力の一つが、区内を縦横に走る緑豊かな緑道です。これらの緑道は、かつての川や用水路に沿って整備されたもので、都会にいながらにして自然を感じることができる貴重な空間となっています。緑道を活用したジョギングコースは、交通量の心配が少なく、緑に囲まれて走れるため、ランナーにとって最高の環境です。

1. 北沢川緑道(約4km)

豪徳寺を起点に、梅丘や松原を経て代田橋方面へと続く緑道です。かつての北沢川の流れに沿って整備されています。

  • 魅力: 桜の名所として知られ、春には約400本の桜が咲き誇る
  • コース特性: 全体的に緩やかな下り坂で、初心者でも走りやすい
  • 見どころ: 豪徳寺(招き猫発祥の地)、北沢川ふれあいの家
  • 休憩スポット: 沿道には個性的なカフェやベーカリーが点在

2. 烏山川緑道(約6km)

世田谷区北西部を流れる烏山川に沿って整備された緑道で、千歳烏山から豪徳寺方面へと続きます。

  • 魅力: 一年を通して緑が豊か、特に新緑の季節は美しい
  • コース特性: 起伏が少なく、長距離を走りたい方に最適
  • 見どころ: 松葉橋公園、呑川との合流地点
  • 特徴的な景観: 住宅街の中を流れる緑のベルトのような存在

3. 世田谷緑道ぐるりラン(約15km)

北沢川と烏山川の二つの緑道を繋いでぐるりと一周するコースです。中級者以上向けの長めのコースとして人気があります。

  • 魅力: 二つの異なる雰囲気の緑道を一度に楽しめる
  • コース特性: やや距離があり、一部に坂道もあるため体力が必要
  • 見どころ: 豪徳寺、松葉橋公園、各種橋からの眺め
  • おすすめ時期: 夏場でも木陰が多く、涼しく走れる

4. 呑川緑道(約5km)

駒沢大学駅付近から始まり、都立大学駅方面へと続く緑道です。呑川の流れに沿って整備されています。

  • 魅力: 川のせせらぎを聞きながら走れる都会のオアシス
  • コース特性: 平坦で走りやすく、周辺には見どころも多い
  • 見どころ: 松原神社、野毛公園への接続
  • 利用者層: 地元の方からジョギング愛好家まで幅広い

5. 仙川緑道(約7km)

世田谷区北部から調布市方面へと続く仙川に沿った緑道で、深大寺への接続も可能です。

  • 魅力: 水辺の自然が豊かで、都会の喧騒を忘れられる
  • コース特性: 長距離走に適した連続性のあるコース
  • 見どころ: 祖師谷公園との接続、水生植物の観察
  • おすすめポイント: 深大寺までコースを延長すれば、走った後に名物の蕎麦を楽しむことも

緑道ジョギングの魅力と注意点

世田谷区の緑道を走る最大の魅力は、都会にいながらにして自然を感じられる点です。交通量を気にせず、木々の間を縫うように走ることで、日常のストレスから解放されます。また、季節によって変わる景色も楽しめるため、何度走っても飽きることがありません。

ただし、緑道は歩行者と共有するスペースなので、以下の点に注意が必要です:

  • 歩行者優先を心がけ、すれ違いの際は減速する
  • 早朝や平日の昼間など、比較的空いている時間帯を選ぶ
  • 雨の日は路面が滑りやすくなるため、注意して走る
  • 日没後は照明が少ない箇所もあるため、夜間走行には反射材等の安全対策を

これらの緑道は東京23区内とは思えないほどの緑の豊かさが魅力で、四季を通じて様々な表情を見せてくれます。特に春の桜、夏の緑陰、秋の紅葉と、季節ごとに違った景色を楽しむことができるのも緑道ジョギングの醍醐味です。週末のリフレッシュや、日々のトレーニングに、ぜひ世田谷区の緑道を活用してみてください。

世田谷区内の公園を巡るジョギングコースはどのようなものがありますか?

世田谷区は公園の宝庫とも言える地域で、大小様々な公園が点在しています。これらの公園を巡るコースは、緑豊かな環境で安全に走れるため、多くのランナーに愛されています。それぞれの公園には特色があり、複数の公園を結ぶコースは変化に富んだジョギング体験を提供してくれます。

1. 駒沢〜羽根木〜芦花〜祖師谷〜砧公園周遊コース(約25km)

世田谷区の主要公園を一気に巡る本格的な周遊コースです。長距離ランナーや、世田谷区の公園を一日で制覇したい方におすすめです。

  • 特徴: 世田谷区の主要公園をほぼ全て網羅する贅沢なコース
  • 難易度: 高め(距離が長いため体力が必要)
  • 各公園の特色:
    • 駒沢公園: ランニングの聖地、整備された周回コース
    • 羽根木公園: 梅の名所、1周約630mのコンパクトなコース
    • 芦花公園(蘆花恒春園): 自然豊かな環境、1周約1.3km
    • 祖師谷公園: 仙川で分断された二つのエリア、変化に富んだ地形
    • 砧公園: 広大な敷地、アスファルトとクロカンの両方を楽しめる
  • アクセス: 東急田園都市線「駒沢大学駅」スタート・ゴール
  • 注意点: 公園間の移動は一般道を通るため、交通ルールを守って走りましょう

2. 砧公園〜大蔵運動公園連結コース(約7km)

世田谷区南西部にある二つの大きな公園を結ぶコースです。スポーツ施設が充実した環境で走りたい方におすすめです。

  • 特徴: 緑豊かな砧公園と本格的なスポーツ施設がある大蔵運動公園を結ぶ
  • コース詳細:
    • 砧公園内周回(約1.7km)→ 砧公園通りを南下→ 大蔵運動公園(約2km)
    • 往復で約7km、大蔵運動公園内で周回を追加すれば距離を調整可能
  • 見どころ: 砧公園の世田谷美術館、大蔵運動公園の陸上競技場
  • アクセス: 東急田園都市線「用賀駅」または「桜新町駅」から

3. 世田谷公園〜駒沢公園〜駒沢緑泉公園コース(約8km)

世田谷区東部の三つの公園を結ぶコースで、都会的な雰囲気と緑の両方を楽しめます。

  • 特徴: 比較的近い距離にある三つの公園を効率よく巡れる
  • コース詳細:
    • 世田谷公園(1周約1.1km)→ 世田谷通り→ 駒沢公園(1周約2.1km)→ 駒沢緑泉公園
    • 各公園内で周回を加えれば、距離を10km以上に延ばすことも可能
  • 見どころ: 世田谷公園のSL機関車、駒沢公園のオリンピック記念施設
  • アクセス: 東急世田谷線「上町駅」または「世田谷駅」スタート

4. 等々力渓谷公園〜多摩川台公園コース(約5.3km)

都内では珍しい渓谷と、多摩川の眺望が楽しめる高台の公園を結ぶコースです。

  • 特徴: 自然の変化が大きく、景観を楽しみながら走れる
  • コース詳細:
    • 二子玉川駅→ 丸子川(次大夫堀)沿い→ 等々力渓谷公園→ 多摩川台公園
    • 季節によっては紫陽花や紅葉が美しい
  • 見どころ: 等々力渓谷の不動の滝、多摩川台公園からの眺望
  • アクセス: 東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」スタート

5. 羽根木公園発着ハーフマラソンコース(約21.5km)

羽根木公園を起点とした本格的なハーフマラソン距離のコースで、世田谷区の様々な景観を楽しめます。

  • 特徴: ハーフマラソンの練習に最適な距離設定
  • コース概要: 羽根木公園→区内の主要道路や緑道を巡り、同公園に戻る周回コース
  • 難易度: 中〜高(距離が長いため、ある程度の経験が必要)
  • アクセス: 小田急線「梅ヶ丘駅」、京王線「明大前駅」から徒歩圏内

公園巡りジョギングの魅力と楽しみ方

公園を巡るジョギングの最大の魅力は、安全に走れることと、各公園の特色ある景観や施設を楽しめる点です。特に世田谷区の公園は、それぞれに歴史や特徴があり、走りながら区内の魅力を再発見できるでしょう。

公園巡りジョギングを楽しむコツ:

  • 各公園の開園時間を事前に確認する(特に早朝に走る場合)
  • 季節ごとの見どころを調べて、ベストシーズンに訪れる
  • 公園内の売店や休憩施設を把握し、給水ポイントとして活用する
  • 平日の昼間など、比較的空いている時間帯を選ぶ
  • カメラを持参して、思い出に残る景色を撮影する

世田谷区の公園は四季折々の自然を楽しめるスポットが多く、ジョギングのモチベーション維持にも役立ちます。週末のロングランや、気分転換のジョギングに、公園巡りコースを取り入れてみてはいかがでしょうか。

世田谷区で距離や難易度別におすすめのジョギングコースは?

ジョギングを楽しむ上で重要なのは、自分の体力や目的に合ったコース選びです。世田谷区には初心者から上級者まで、様々なレベルのランナーに対応したコースがあります。ここでは、距離と難易度別に最適なコースをご紹介します。

【ショートコース】(5km未満)- 初心者向け

1. 世田谷公園周回コース(約3.3km)

  • 距離: 1周1.1km×3周
  • 難易度: ★☆☆☆☆(非常に易しい)
  • 特徴: 距離表示が100mごとにあり、平坦で走りやすい
  • おすすめポイント: 周回コースなので、体調に合わせて周回数を調整できる
  • アクセス: 東急世田谷線「上町駅」「世田谷駅」から徒歩3分

2. 成城学園の街並みコース(約4.2km)

  • 距離: 約4.2km
  • 難易度: ★☆☆☆☆(非常に易しい)
  • 特徴: 閑静な住宅街の美しい街並みを楽しめる平坦なコース
  • おすすめポイント: 雨の日でも歩道が整備されており走りやすい
  • アクセス: 小田急線「成城学園前駅」周辺

3. 駒沢公園緑泉コース(約5km)

  • 距離: 約5km
  • 難易度: ★★☆☆☆(易しい)
  • 特徴: 駒沢オリンピック公園から等々力渓谷への往復コース
  • おすすめポイント: REALVRWCのコースとしても選ばれた人気ルート
  • アクセス: 東急田園都市線「駒沢大学駅」から徒歩10分

【ミドルコース】(5〜10km)- 中級者向け

1. 次大夫堀と紫陽花コース(約5.3km)

  • 距離: 約5.3km
  • 難易度: ★★☆☆☆(易しい)
  • 特徴: 丸子川(次大夫堀)沿いを走り、多摩川台公園の紫陽花を楽しめるコース
  • おすすめシーズン: 6月(紫陽花の季節)
  • アクセス: 東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」スタート

2. 祖師谷公園〜仙川〜砧公園〜環八コース(約8.9km)

  • 距離: 約8.9km
  • 難易度: ★★★☆☆(普通)
  • 特徴: 仙川のせせらぎを聞きながら走れる自然豊かなコース
  • 見どころ: 祖師谷公園の緑、砧公園での森林浴、環八での軽い上り坂
  • アクセス: 小田急線「祖師ヶ谷大蔵駅」から徒歩5分

3. 駒沢公園〜呑川緑道〜柿の木坂周回コース(約8.1km)

  • 距離: 約8.1km
  • 難易度: ★★★☆☆(普通)
  • 特徴: 駒沢公園を起点に、呑川緑道と柿の木坂支流緑道を巡る周回コース
  • おすすめポイント: 緑道を繋いで緑の中を気持ちよく走れる
  • アクセス: 東急田園都市線「駒沢大学駅」から徒歩10分

【ロングコース】(10km以上)- 上級者向け

1. 尾山台等々力キリンお絵描きコース(約11.3km)

  • 距離: 約11.3km
  • 難易度: ★★★★☆(やや難しい)
  • 特徴: 尾山台、等々力周辺の坂を楽しめるアートランニングコース
  • 面白いポイント: 走った軌跡がキリンの形になる楽しいコース設計
  • アクセス: 東急大井町線「尾山台駅」スタート

2. 二子橋から多摩水道橋へのルート(約12.1km)

  • 距離: 約12.1km
  • 難易度: ★★★☆☆(普通)
  • 特徴: 多摩川だけではなく、久地円筒分水から二ヶ領用水を通るコース
  • 見どころ: 壮観の桜並木、南武線の鉄橋など、多彩な景観
  • おすすめシーズン: 春と秋
  • アクセス: 東急田園都市線「二子玉川駅」から徒歩5分

3. 荒玉水道コース(約20.7km)

  • 距離: 約20.7km
  • 難易度: ★★★★★(難しい)
  • 特徴: 多摩川の水を配水する「428号線 荒玉水道道路」に沿った直線コース
  • 面白いポイント: 東京都内でも屈指のド・直線コースで、曲がるのが苦手な方に最適
  • 見どころ: 和田堀公園、桜上水商店街、東宝スタジオ、野川、砧浄水場など
  • アクセス: 京王線「八幡山駅」または「桜上水駅」から

4. 世田谷線招き猫お絵かきコース(約25.2km)

  • 距離: 約25.2km
  • 難易度: ★★★★★(難しい)
  • 特徴: 世田谷線沿いを走って豪徳寺にお参りし、招き猫を描くアートランコース
  • 面白いポイント: 走った軌跡が招き猫の形になり、縁起が良い
  • 見どころ: 世田谷線の各駅、豪徳寺の招き猫
  • アクセス: 小田急線「下北沢駅」または東急世田谷線「下高井戸駅」から

目的別おすすめコース

トレーニング重視の方向け

  • 駒沢オリンピック公園(約2.1km周回): 距離表示があり、多くのランナーがいるため刺激になる
  • 砧公園クロスカントリーコース: 舗装路だけでなく土の上も走れ、本格的なトレーニングに最適

景観を楽しみたい方向け

  • 等々力渓谷〜丸子川コース: 都内とは思えない自然の景観を楽しめる
  • 多摩川河川敷コース: 開放的な景色と富士山の眺望(天気が良い日)が魅力

季節を感じたい方向け

  • 北沢川緑道(桜の季節): 約400本の桜並木が美しい
  • 多摩川台公園コース(紫陽花の季節): 6月の紫陽花が見事

初心者でも安心の方向け

  • 世田谷公園周回コース: 距離表示が明確で、平坦
  • 二子玉川公園〜多摩川河川敷: 距離を自由に調整できる

世田谷区のジョギングコースは、単に走るだけでなく、歴史や文化、自然を感じることができる魅力にあふれています。自分の体力レベルに合ったコースから始め、徐々にチャレンジするコースを増やしていくことで、ジョギングの楽しみも広がっていくでしょう。季節や時間帯によって異なる表情を見せる世田谷区のコースを、ぜひ様々な角度から楽しんでみてください。

世田谷区のジョギングコースで季節ごとに楽しめる景観スポットは?

世田谷区のジョギングコースの大きな魅力は、四季折々の美しい景観を楽しみながら走れることです。季節によって変わる表情を楽しむことで、同じコースでも飽きることなく走り続けることができます。ここでは、春夏秋冬それぞれの季節に特におすすめの景観スポットをご紹介します。

春(3月〜5月): 桜と新緑の季節

1. 目黒川起点〜桜並木コース(約16.6km)

桜の名所として知られる目黒川の起点から始まるコースです。目黒川沿いの桜並木は、春の風物詩として多くの人を魅了します。

  • 見頃: 3月下旬〜4月上旬
  • コースハイライト:
    • 目黒川沿いの桜並木(約800本)
    • 恵比寿から有栖川公園への桜のトンネル
    • 東京ミッドタウンの桜
    • 千鳥ヶ淵緑道の圧巻の桜景観
  • アクセス: 東急田園都市線「駒沢大学駅」または「三軒茶屋駅」からスタート
  • ランニングのコツ: 桜の時期は人出が多いため、早朝の走行がおすすめ

2. 北沢川緑道桜コース(約4km)

豪徳寺を起点に北沢川緑道を走るコースで、約400本の桜が咲き誇ります。地元の人にも愛される桜の名所です。

  • 見頃: 3月下旬〜4月上旬
  • コースハイライト:
    • 豪徳寺の境内と周辺の桜
    • 北沢川緑道沿いの桜のトンネル
    • 代田橋付近の開放的な桜景観
  • アクセス: 小田急線「豪徳寺駅」または「梅ヶ丘駅」からスタート
  • ランニングのコツ: 緑道は比較的狭いため、混雑時は歩行者に注意

3. 羽根木公園梅コース(約3km)

少し早い春の訪れを告げる梅の花を楽しめるコースです。羽根木公園は梅の名所として知られています。

  • 見頃: 2月中旬〜3月上旬
  • コースハイライト:
    • 羽根木公園の約650本の梅林
    • 周辺住宅街の静かな環境
  • アクセス: 小田急線「梅ヶ丘駅」(駅名の由来も羽根木公園の梅)から徒歩5分
  • ランニングのコツ: 「梅まつり」期間中は混雑するため、早朝または平日がおすすめ

夏(6月〜8月): 緑陰と水辺の景観

1. 世田谷緑道ぐるりラン(約15.9km)

夏でも木陰が多く涼しい北沢川と烏山川の二つの緑道をぐるりと巡るコースです。

  • 特徴: 夏でも日陰が多く涼しく走れる
  • コースハイライト:
    • 豪徳寺(福を招く猫の御利益も)
    • 沿道に点在するパン屋での休憩ポイント
    • 緑豊かな並木道
  • アクセス: 小田急線「豪徳寺駅」スタート
  • ランニングのコツ: 朝方の涼しい時間帯がおすすめ

2. 丸子川沿い紫陽花コース(約5.3km)

二子玉川付近の南大山道標から多摩川台公園までの丸子川(通称:次大夫堀)沿いを走るコースで、6月には美しい紫陽花を楽しめます。

  • 見頃: 6月中旬〜下旬
  • コースハイライト:
    • 南大山道標の歴史的景観
    • 上野毛自然公園の木々を縫う吊り橋調の階段
    • 多摩川台公園の紫陽花園
  • アクセス: 東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」スタート
  • 周辺スポット: 「多摩川ダイナー」でのコース終了後の軽食

3. 等々力渓谷涼感コース(約7km)

都内でも貴重な渓谷美を楽しめる等々力渓谷を中心としたコースで、夏の暑さを忘れさせる涼しさが特徴です。

  • 特徴: 渓谷沿いの冷涼な空気と木陰
  • コースハイライト:
    • 等々力渓谷の不動の滝
    • せせらぎに沿った遊歩道
    • 等々力不動尊
  • アクセス: 東急大井町線「等々力駅」から徒歩5分
  • ランニングのコツ: 渓谷内は道が狭く滑りやすい箇所もあるため、走行にはトレイルランニングに適した靴がおすすめ

秋(9月〜11月): 紅葉と実りの季節

1. 野川〜深大寺〜仙川紅葉コース(約22.2km)

多摩川支流の仙川と野川を深大寺経由で繋ぐロングコースです。秋の紅葉シーズンには格別の美しさを見せます。

  • 見頃: 11月中旬〜下旬
  • コースハイライト:
    • 深大寺の紅葉と歴史的景観
    • 野川沿いの色づく木々
    • 仙川のせせらぎと周辺の自然
  • アクセス: 小田急線「成城学園前駅」または京王線「調布駅」からアクセス
  • ランニングのコツ: 距離が長いため、途中の深大寺温泉での休憩も計画に入れると良い

2. 砧公園・大蔵運動公園紅葉コース(約7km)

砧公園と大蔵運動公園を結ぶコースで、特に砧公園は秋の紅葉が美しく、写真スポットとしても人気です。

  • 見頃: 11月中旬〜12月上旬
  • コースハイライト:
    • 砧公園の色とりどりの紅葉
    • 世田谷美術館の景観と展示
    • 大蔵運動公園の開放的な空間
  • アクセス: 東急田園都市線「用賀駅」または「桜新町駅」からアクセス
  • ランニングのコツ: 紅葉の見頃時期は写真撮影の人も多いため、ゆとりをもって走る

3. 二子玉川〜多摩川河川敷秋景色コース(約10km)

二子玉川から多摩川河川敷を走るコースで、秋の澄んだ空気の中、富士山を望める日もあります。

  • 特徴: 開放的な河川敷から見る秋の空と富士山
  • コースハイライト:
    • 二子玉川公園の高台からの眺望
    • 多摩川の流れと周辺の紅葉
    • 晴れた日の富士山の姿
  • アクセス: 東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」からスタート
  • ランニングのコツ: 風が強い日もあるため、防寒対策をしっかりと

冬(12月〜2月): 澄んだ空気と冬景色

1. 富士山見えるかどうかRUN(約7.6km)

世田谷の多摩川沿いを二子玉川方面へ向かい、二子玉川公園という高台へ。晴れた冬の日には、澄んだ空気の中、富士山が綺麗に見える絶景スポットです。

  • ベストシーズン: 12月〜2月の晴れた日(特に朝方)
  • コースハイライト:
    • 多摩川沿いの冬の澄んだ景色
    • 二子玉川公園からの富士山の眺望
    • 周辺のスターバックスでの休憩
  • アクセス: 東急田園都市線「用賀駅」または「二子玉川駅」からスタート
  • ランニングのコツ: 防寒対策をしっかりして、カメラを持参すると良い

2. 駒沢オリンピック公園冬景色コース(約6km)

冬は特に走りやすい駒沢オリンピック公園とその周辺を巡るコースです。冬の澄んだ空気の中で気持ちよく走れます。

  • 特徴: 冬は特にランナーが多く、モチベーションが高まる
  • コースハイライト:
    • 駒沢オリンピック公園の整備された周回コース
    • 公園内の冬景色
    • ランニングステーションの温かい環境
  • アクセス: 東急田園都市線「駒沢大学駅」から徒歩10分
  • ランニングのコツ: 早朝は特に冷え込むことがあるため、ウォームアップをしっかりと

3. 砧公園冬鳥観察コース(約5km)

砧公園のバードサンクチュアリでは冬季に渡り鳥が訪れ、ジョギングしながら野鳥観察も楽しめる独特のコースです。

  • 特徴: 冬の渡り鳥が見られるチャンス
  • コースハイライト:
    • バードサンクチュアリ周辺の自然
    • 冬の静かな園内の雰囲気
    • 世田谷美術館の冬季展示
  • アクセス: 東急田園都市線「用賀駅」から徒歩10分
  • ランニングのコツ: 双眼鏡を持参すれば、走りの合間に野鳥観察も楽しめる

季節を問わず楽しめるおすすめスポット

1. 多摩川河川敷コース

四季を通じて異なる表情を見せる多摩川沿いは、季節を問わず走りやすいコースです。距離も自分の体力に合わせて調整できます。

  • 四季の魅力:
    • 春: 土手の桜と菜の花
    • 夏: 川風と夕日
    • 秋: 澄んだ空気と紅葉
    • 冬: 富士山の眺望と冬鳥
  • アクセス: 二子玉川、用賀など多摩川に近い駅から

2. 駒沢オリンピック公園

ランニングの聖地とも言える駒沢公園は、季節を問わず多くのランナーが集まる場所です。四季折々の景色を楽しみながら、モチベーション高く走ることができます。

  • 四季の魅力:
    • 春: 園内の桜
    • 夏: 緑陰と涼しい朝
    • 秋: イチョウ並木の黄葉
    • 冬: 澄んだ空気と走りやすさ
  • アクセス: 東急田園都市線「駒沢大学駅」から徒歩10分

世田谷区のジョギングコースは季節ごとに異なる表情を見せ、何度走っても新たな発見があります。四季折々の美しい景観を楽しみながら走ることで、ジョギングがより一層楽しいものになるでしょう。カメラを持参して、季節の美しさを記録に残しながら走るのもおすすめです。

一年を通して世田谷区の多様なコースを走破すれば、都会にいながらにして四季の移ろいを肌で感じることができます。ぜひお気に入りの季節、お気に入りのコースを見つけて、世田谷区のジョギングライフを満喫してください。

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